TAKUMA KATO
コーヒー豆の可能性を追究する
Signal株式会社 代表取締役加藤 拓磨

2012年、私はタイ最北部、チェンライ県に暮らす少数山岳民族「アカ族」と親族関係になり、未知なる文化交流を求め、単身タイへ行った事から人生が激変することとなりました。
彼らは、コーヒーノキ栽培(コーヒー原料の木)に携わっており、彼ら山岳民族の生活の一部としても大切に育てられるコーヒーノキ栽培の歴史や労力、課題や今後のビジョンを聞く中で、私の心の夜叉が解き放たれたのです。

2012年から毎年タイへ通い、コーヒーノキ栽培に携わることで、コーヒー豆の幅広い可能性を見出していきたいと考え、日本で研究をスタート。
現状では、コーヒー”豆”の香気成分ばかり評価対象であり、加工方法は主に焦がすことである。現状の狭義的思考から、広義的視点でコーヒー豆を網羅的に考察し活用法を実行していく事から始め、より深い研究へとテンションをかけていく。
交感神経、体のベースにも関わる有用成分は、もっと多くの活用法を見出すことでかなり面白いことが起きるであろう。
植物の天然成分には意味があり焦げに弱い。
