TAKUMA KATO

コーヒー豆の可能性を追究する

Signal株式会社 代表取締役加藤 拓磨

2012年、私はタイ最北部、チェンライ県に暮らす少数山岳民族「アカ族」と親族関係になり、未知なる文化交流を求め、単身タイへ行った事から人生が激変することとなりました。
彼らは、コーヒーノキ栽培(コーヒー原料の木)に携わっており、彼ら山岳民族の生活の一部としても大切に育てられるコーヒーノキ栽培の歴史や労力、課題や今後のビジョンを聞く中で、私の心の夜叉が解き放たれたのです。

2012年から毎年タイへ通い、コーヒーノキ栽培に携わることで、コーヒー豆の幅広い可能性を見出していきたいと考え、日本で研究をスタート。
現状では、コーヒー”豆”の香気成分ばかり評価対象であり、加工方法は主に焦がすことである。現状の狭義的思考から、広義的視点でコーヒー豆を網羅的に考察し活用法を実行していく事から始め、より深い研究へとテンションをかけていく。
交感神経、体のベースにも関わる有用成分は、もっと多くの活用法を見出すことでかなり面白いことが起きるであろう。
植物の天然成分には意味があり焦げに弱い。

STORY

2012年より始まったコーヒー豆研究は、独学を経て前職(株式会社Lig)での産学連携研究など、津々浦々と歩みながら、2020年9月にSignal株式会社を設立し、コーヒー豆のより深い追究を目的とした研究所【Lab Signal】を立ち上げました。
コーヒー豆の有用な成分における体内の様々なシグナル(情報)伝達経路を解析、追究することでコーヒー豆の新たな可能性と関連性を見出し、人生を捧げ開拓していきます。

コーヒー豆特有の活力成分に着目。
コーヒー豆には、覚醒成分(カフェイン、トリゴネリン)やポリフェノール(クロロゲン酸)が豊富に含まれており、現代病(糖尿病、がん、認知症、更年期、痛風、など)と呼ばれる近年急増する病に対しても、好影響があることは様々な論文や疫学調査などでも関連性が注目されています。

コーヒー豆の成分は、必須栄養素でもなければ、絶対に必要な成分ではないかもしれません。しかしながら、皆様の人生の活力と健康長寿へと導いてくれると自信を持って推奨します。
なぜなら、僕自身がコーヒー豆によって日々活力をもらい、人生のワクワクをサポートしてくれているからです。

Signal株式会社 代表取締役加藤 拓磨